RBN2019_web立読み
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.基..❶全人的・統合的に対象を把握できる.❷対象一人ひとりに対応する個別性を重視した看護ができる.❸根拠に基づいた看護が可能になる.❹ 組織的・系統的看護により見落としや重複が避けられ,看護の質が向上する.❺ 保健・医療福祉のチームのなかで看護の専門性を活かした役割を遂行できる.*NANDA:North American Nursing Diagnosis Associationの略.*□⑤ 北米看護診断協会(NANDAける.)によると看護診断とは,「個人・家族・集団・地域社会(コミュニティ)の健康状態/生命過程に対する反応およびそのような反応への脆弱性についての臨床判断」である.基礎看護学基礎看護学基-15□③ 看護過程においては,収集した情報をそのまま受け止めるのではなく,看護問題を焦点にして客観的・批判的に解釈し[ クリティカルシンキング( 批判的思考)],根拠をもった看護を実践する□④ クリティカルシンキングとは,客観的情報を重視し,その信頼性を吟味しながら,根拠に基づいて偏りのない思考をすることである.批判的と訳103A39 99P36されるが,否定的という意味ではない□⑥ 看護過程に沿った看護の効果は,以下のようである.□⑦ 複数の看護問題がある場合には,介入・解決すべき問題の優先順位をつ□⑧ 原因が不明な事象も,看護計画における看護上の問題として挙げること102A36 99P19ができる103A39 99P36

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