看3-1版_WEB立ち読み
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●一般的な成人では,ゴム囊の幅は12〜14cmが適切である(上腕の場合).幅≒上腕周囲の40%●上腕の中間(肩先と肘の中点)における,上腕周囲の40%程度が目安と●血管を圧迫する距離が長くなるため,より低い圧で血流を止めることができる.●血管を圧迫する距離が短くなるため,血流を止めるために,より高い圧が必要となる.●血管を圧迫する距離(ゴム囊の幅)は適切であり,測定される血圧は,実際の血圧通りとなる.●ビニール袋,膿盆などを用●聴診器を消毒するために用●コロトコフ音を聴取するために用いる.●血圧を測定するために用●必要に応じて肘枕を用意する.いずれの図も矢印( )6つで血流を止めていますが,測定血圧が異なることに注目しましょう.のものを選択する.幅が狭いと血圧が高く測定され,幅が広いと血圧が低く測定されてしまう.なる(長さは少なくとも,上腕周囲を80%取り囲むものが望ましい).ゴム囊の幅実際の:血圧測定血圧上腕動脈血圧計いる.適切なゴム囊の幅(上腕の場合)長さゴム囊マンシェット適 切測定血圧聴診器注意ゴム囊の幅は上腕の長さではなく,上腕周囲を目安としています.間違えやすいため注意しましょう.血圧が実際より高く測定される狭 い測定血圧消毒綿いる.血圧が実際より低く測定される広 い測定血圧廃棄物入れいる.68■マンシェットの選択●マンシェットの選択において重要なのは,中のゴム囊のサイズである.ゴム囊が適切なサイズ(幅が上腕周囲の40%程度)物要必品血圧測定(聴診法)

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