kanmie2_WEB立ち読み_181106
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要6●乳酸脱水素酵素(LDH):lactate dehydrogenase ●アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST):aspartate aminotransferase ●アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT):alanine aminotransferase ●副腎皮質刺激ホルモン(ACTH):adrenocorticotropic hormone ●成長ホルモン(GH):growth hormone ●甲状腺刺激ホルモン(TSH):thyroid-stimulating hormone■翼状針●静脈血採血では,注射針の代わりに翼状針を用いること●翼状針での採血は注射針に比べ針が短く,手元が針先に近いため,穿刺や固定が容易で,血管の細い人や血管壁が脆弱な高齢者,また採血量の多い患者さんなどで用いられます.●針が短く,逆血の確認が容易.●持ったとき針先が手元に近く,かつ短いため穿刺・固定が容易.■検査値の変動●血液成分は食事や運動などによって影響を受けるため,早朝,安静時,空腹時に採血を行うのが望ましいとされます.●臨床の場ではこれらの条件を満たすことは難しいため,検査値が変動する要因を知っておく必要があります.●CEA●白血球●ノルアドレナリン ●ACTH●コルチゾール●レニン活性 など●遊離脂肪酸●乳酸●成長ホルモン●カテコールアミン など●レニン活性●総蛋白●アルブミン●カルシウム など●血糖値●中性脂肪●インスリン など 因●γ−GT●中性脂肪●HDL−Cho●尿酸 など●プロラクチン●GH●TSH●AVP など変化する検査値リキャップ時や廃棄時の針刺し事故を防ぐために,誤刺防止機能がついたものもあります.様々なタイプが出ているので,病棟で導入されている場合は,正しく使用できるように慣れておきましょう.があります.など誤刺防止機能付き翼状針検査値変動の要因食 事上 昇低 下●遊離脂肪酸●カリウム●無機リン など長 所カバーがついたもの体 位立位で上昇針が引っ込むもの運 動日内変動短時間上昇午前に上昇長時間上昇●クレアチンキナーゼ●LDH●AST●ALT など深夜に上昇喫煙・飲酒長期喫煙で上昇飲酒習慣で上昇

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