kanmie2_WEB立ち読み_181106
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5回程度,静かに転倒混和させる採血静脈血採血●止まったら,真空採血管をまっすぐに引き抜き,ゆっ●一度の採血で,採血管は6本までとする.血液逆流防止のため,採血中は真空採血管の底部がなるべく下向きになるような体勢をとりましょう.また,流入が止まったら直ちに真空採血管を抜きましょう.と十分に混和させる必要があるからです.万一,血液の流入が途中で止まったら,針の角度を変えるか,少し進めてみて,それでも流入がなければ引き戻してみましょう.交換時にホルダーが動いてしまうので,指やホルダーを患者さんの腕にくっつけ,針先が動かないようにすることが大事です.やりづらければ,ホルダーを左手に持ちかえて,右手(きき手)で採血管を抜き差ししてみましょう.もうムリ…■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■注意採血本数が増えるに従い,ゴムスリーブから血液が漏れ,真空採血管上部やホルダーが汚染される可能性が高まります.そのため,原則として1回の採血では真空採血管は6本までとされています.右手は固定左手で抜き差し右手は腕に当て,動かさない!真空採血管を外したとき,穿刺針から血液が漏れるのを防ぐ.流入が止まる.くり確実に転倒混和させる*.*なぜなら採血管内の薬剤(凝固促進剤や抗凝固剤など〔p.14〕)で交換していく.1310連続採血する●連続採血する場合は,真空採血管を手順⓼⓽の要領9真空採血管を抜く●採血管内に必要量の血液が溜まると,自然に血液の

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