QB保健師2023
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A↓年齢調整死亡率(人口10万対)11955昭和30【正答率】91.6%【選択率】1:1.6% 2:2.0% 3:4.0% 4:91.6% 5:0.8%正 解 45081回目2回目3回目QUESTION BANK保健師 20236875問 解法の要点解法の要点成人男性の部位別にみた悪性新生物の年齢調整死亡率の推移のグラフを示す.Aの一次予防として正しいのはどれか.1.肥満予防       2.減塩の推奨      3.野菜の摂取4.受動喫煙防止     5.節度ある飲酒令和元(2019)年人口動態統計(厚生労働省)によれば,男性の悪性新生物で年齢調整死亡率が最も高いのは肺癌である.肺癌の一次予防として適切なものを選ぼう.×1 肥満が危険因子(リスクファクター)となるのは,大腸癌,膵癌,食道癌などである.肥満は肺癌の危険因子ではないので,肥満予防は肺癌の一次予防とはならない.×2 塩分は,肺癌ではなく胃癌のリスクをあげる可能性が高いと報告されている.塩分は肺癌の危険因子ではないので,減塩の推奨は肺癌の一次予防とはならない.×3 野菜の摂取とがんの罹患や死亡との関連は報告されていない.したがって,◯4 喫煙や受動喫煙は,肺癌の重大な危険因子である.受動喫煙の防止は,肺癌×5 飲酒が危険因子となるのは,大腸癌,喉頭癌,食道癌,乳癌などである.飲酒は肺癌の危険因子ではないので,節度ある飲酒は肺癌の一次予防とはならない.30010010ʼ6540ʼ7550ʼ8560野菜の摂取は,肺癌の一次予防とはならない.の一次予防となる.ʼ95平成7200517ʼ19ʼ15令和元27(年)6 主な疾患の疫学主な疾患の疫学 悪性新生物の疫学 (RB保-280, 281)(RB看-社11)(衛66, 67)(公みえ56~58)改107A24改107A24

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