QB保健師立ち読み
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×3●オッズ比とは,症例対照研究における相対危険度の近似値のことで,オッズ(RB保-253)間における検討事象の発生率(罹患率)の差をみる指標である.(RB保-260)比からは寄与危険の計算はできない.(RB保-259)の差であり,コホート研究では直接算出できる.することができる.寄与危険度(リスク差)の近似値ではない.不可能である.どの程度増加するかを示す.☆★★正 解 1☆☆★正 解 45141回目2回目3回目1回目2回目3回目QUESTION BANK保健師 20212382問2482問 基本事項基本事項(p.515)参照.差をとって寄与危険を計算できる指標はどれか.1.罹患率             2.有病率3.オッズ比            4.致命率〈致死率〉それぞれの指標の定義をおさえておこう.○1●寄与危険度(リスク差)とは,「要因あり」群と「要因なし」群での一定期×2●有病率とは,ある一時点における患者数の割合のことで,患者によって罹病期間が異なるため,その影響を受ける.よって,寄与危険は計算できない.×4●致命率とは,疾病に罹患した人のうち,その疾病が原因で死亡した人の割合を示す.感染症の疫学指標によく使われるが,致命率からは寄与危険の計算はできない.(RB保-255)●●●疾病頻度の指標:90A60●基本事項基本事項(p.504),寄与危険度(リスク差):改93A63●寄与危険で正しいのはどれか.1.コホート調査では間接的に算出する.2.オッズ比を近似値とすることができる.3.症例対照調査では四分表(2×2表)で算出する.4.曝露を除くと曝露群の罹患率がどの程度減少するかを示す.5.非曝露群の罹患率と比べ曝露群の罹患率が何倍になるかを示す.曝露と疾病との関連の尺度を示す疫学指標である寄与危険度(リスク差)について理解しておこう.(RB保-260)×1●寄与危険度(リスク差)は,曝露群と非曝露群の発生率(罹患率,死亡率など)×2●症例対照研究で使用されるオッズ比は,相対危険度(リスク比)の近似値と×3●症例対照研究では罹患率がわからないため,寄与危険度(リスク差)は算出○4●文章どおり.逆にいうと,寄与危険度(リスク差)は曝露によって疾病発症が,×5●相対危険度(リスク比)のことである. 解法の要点解法の要点基本事項基本事項解法の要点解法の要点2021寄与危険 寄与危険度(リスク差) (RB保-260,●261)(公みえ15,●16) 寄与危険度(リスク差)  寄与危険度(リスク差)  寄与危険度(リスク差)  寄与危険度(リスク差)  寄与危険度(リスク差)  寄与危険度(リスク差) 101P1995A37

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