QBSelect2019
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J脳・神経疾患●脳血管 障害●錐体路●上位運動ニューロン●片足を軸にしてコンパスが回転するように方向転換をする.●脳性麻痺●両大脳半球・脳幹・脊髄側索における両側錐体路●尖足で歩行し,両膝をするように歩く.●パーキン ソン病●糖尿病性 ニューロ パチー●腓骨神経 麻痺●錐体外路●下位運動ニューロン(腓骨神経麻痺で生じる下腿筋の筋力低下)●前かがみ,小刻み,手をあまり振らない.●すくみ足,進行すると加速歩行,突進現象.●垂れ足になり,足を高く持ち上げ,つま先から投げ出すように歩く.●多発性 筋炎●デュシェ ンヌ型筋 ジストロ フィー●肢帯筋●左右に腰を揺すって歩く(膝伸展制限). ■▼主な歩行障害錐体外路障害で生じる症状はどれか.1.痙性片麻痺歩行 3.小刻み歩行 錐体外路障害の症状として,パーキンソン病をイメージしよう.パーキンソン病の四大症状は安静時振戦,無動,筋強剛(固縮),姿勢反射障害である.×1 痙られる.×2 はさみ足歩行は両側錐体路障害で生じ,脳性麻痺でみられる.○3 小刻み歩行は錐体外路障害で生じ,パーキンソン病でみられる.×4 垂足歩行は下位運動ニューロンの障害で生じ,腓神経麻痺でみられる. 正 解 3●運動をつかさどる伝導路は,大脳皮質から延髄錐体を通過し脊髄に至る錐体路と,それ以外の錐体外路に分けられる.錐体外路は正確かつ円滑な随意運動が行われるための調節をつかさどる.種 類痙性片麻痺歩行(コンパス歩行)痙性対麻痺歩行(はさみ足歩行)パーキンソン歩行(小刻み歩行)鶏 歩(垂足歩行)動揺性麻痺歩行(トレンデレンブルグ 歩行)(アヒル様歩行)特 徴障害部位様 子疾 患J-2 1回目2回目3回目QUESTION BANK Select 必修 2019Ⅲ-11Aw■■性片麻痺歩行は錐体路障害または上位運動ニューロンの障害で生じ,脳血管障害でみ2.はさみ足歩行4.垂足歩行 ■■骨脳・神経系の解剖と生理中枢神経系 中枢神経総論 (RB-J2)(RB-J2)(なぜ?⑥8, 9)(病みえ神3)(フィジみえ212) 中枢神経総論  中枢神経総論  中枢神経総論  中枢神経総論  中枢神経総論  中枢神経総論 問題340

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