QBSelect2019
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疫 学病 態治 療臨床像D内分泌・代謝疾患1)近年,若年での発症も増加している.2)α-グルコシダーゼ阻害薬は有効である.インスリン依存性インスリン分泌インスリン抵抗性2型糖尿病およそ95%以上主に中高年1)少ない高頻度にあり非依存性が多い欠 乏な し過多〜低下あ り遺伝因子,生活習慣緩 徐正常〜肥満体型が多い主に高浸透圧高血糖症候群インスリン分泌高度障害の場合適応有 効最重要正 解 2D-8 1回目2回目3回目QUESTION BANK Select 必修 2019Ⅲ-10Am1型糖尿病について正しいのはどれか.type 1 diabetes mellitus1.治療は運動療法と食事療法が基本である.2.小児期に発症しやすい.3.インスリン抵抗性が関与している.4.やせ型よりも肥満型が多い. 1型糖尿病は膵臓のランゲルハンス島β細胞の破壊によりインスリン分泌低下を起こした病態で,自己免疫や遺伝因子等が原因で発症する.通常,発症後数か月で絶対的インスリン欠乏に至り,生存にはインスリンの投与が不可欠となる.(RB-D35)(RB-D33, 37)×1 1型糖尿病の発症は生活習慣とは無関係であり,インスリン療法が必要となる.一方,2型糖尿病では原則的に運動療法と食事療法を行い,コントロール不良の場合は経口血糖降下薬を使用する.○2 1型糖尿病は主に小児期〜青年期に発症する.×3 1型糖尿病は,膵臓β細胞の障害により高度のインスリン分泌障害となることで発症する.インスリンの抵抗性が関与するのは2型糖尿病である.×4 インスリンの欠乏により糖の利用が障害されるため,やせ型であることが多い. ▼1型糖尿病と2型糖尿病1型糖尿病およそ5%割 合主に小児〜青年期発症年齢家族歴最終的に依存性となる発症因子自己免疫,遺伝因子 等発症形式体 型急激〜緩徐やせ〜正常昏 睡糖尿病ケトアシドーシスインスリン適応経口血糖降下薬食事・運動療法絶対的適応無 効2)補助的主に糖代謝異常 糖尿病 (RB-D35)(RB-D33〜40)(病みえ代12〜59, 61) 糖尿病  糖尿病  糖尿病  糖尿病  糖尿病 問題272

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