QBN2020_web立読み-1
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A3糖質脂質門 脈蛋白質1)これらの酵素は腸液に分泌されるのではなく,小腸粘膜上皮の刷子2)胆汁酸は乳化(ミセル化)を行った後,そのほとんどが回腸末端で●長鎖脂肪酸とモノグリセリドからはトリグリセリドが再合成され,カイロミクロンを形成し,リンパ管に入る.A消化管疾患えんさっ し【正答率】76.3% 【選択率】1:8.3% 2:76.3% 3:8.9% 4:6.4% ▼消化・吸収の流れ唾液胃液アアデンプン(多糖類)ラクトーススクロース蛋白質トリグリセリド(TG)縁に存在している.吸収され再利用される(腸肝循環).膵液アア腸液ママオリゴ糖(マルトース 等)オリゴペプチドモノグリセリド脂肪酸ララスストトリリ肝臓単糖類アミノ酸乳化(ミセル化)QUESTIONBANK for nurse 2020 1回目2回目3回目50問A-5アミラーゼペプシン医療情報科学研究所 編:病気がみえるvol.1 消化器.第5版,メディックメディア,2016,p.12より改変消化と吸収の類題演習102P82, 100A9, 102A27➡類題演習で様々なパターンの問われ方を確認しておこう!QRコードをCheck!アミラーゼマルターゼ1)ラクターゼ1)キモトリプシンスクラーゼ1)ペプチダーゼ1)トリプシン胆汁酸2)リパーゼ(グルコース,フルクトース,ガラクトース)リン脂質栄養素と消化酵素の組合せで正しいのはどれか.1.炭水化物 2.蛋白質 3.脂肪 4.ビタミン リパーゼ トリプシン マルターゼ アミノペプチダーゼ消化酵素は,摂取した糖質や蛋白質,脂質の分解を助ける働きをもつ.分泌される臓器や基質,分解産物が異なるので,対応関係をしっかりおさえよう.(RB-A12)(RB-A14)×1 糖質(炭水化物)はアミラーゼやマルターゼなどによって単糖類(グルコース,フルクトース,ガラクトース)に分解された後,小腸上皮から吸収され,門脈を経て肝臓へ運ばれる.(102P82)リパーゼは,脂質分解酵素である.(100A9)○2 蛋白質はトリプシンなどによりアミノ酸に分解された後,小腸上皮から吸収され,門脈を経て肝臓へ運ばれる.×3 脂質は胆汁酸とレシチンによって乳化(ミセル化)され,リパーゼによりモノグリセリドと脂肪酸へ分解される.(102A27)モノグリセリドと脂肪酸は胆汁酸下で乳化され,小腸粘膜上皮細胞中に吸収される.マルターゼは,マルトース(麦芽糖)分解酵素である.×4 水溶性ビタミンは大部分が小腸より吸収され,脂溶性ビタミンは脂肪の消化のときに生じたミセルに入り小腸より吸収される.アミノペプチターゼは蛋白質の分解において,ポリペプチドのアミノ末端からペプチド結合を切断する酵素である.正 解 2消化管の生理と機能 消化と吸収 (RB-A12)(RB-A14)(なぜ?③A-1章)(病みえ消10〜13) 消化と吸収  消化と吸収  消化と吸収  消化と吸収  消化と吸収  消化と吸収  消化と吸収 99P27

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