面接カードの項目や
先輩たちが面接官から受けた質問を教えてもらいました!
面接カードとは?
一次試験(筆記試験)に合格すると、面接などで人物・意欲・適正をみる二次試験に進みます。面接カードは、自己PRや志望動機などを記入するシートで、二次試験の重要な参考資料となります。面接カードに記載した内容をもとに面接官が質問をするため、面接カードを作成する段階でしっかりと内容を練っておきましょう。
■面接カードの項目
- あなたの強みは何ですか。また、それをいかしてどのような仕事に挑戦したいですか。志望動機も含めて具体的に書いてください。
- あなたが今までに最も困難だと感じた状況を挙げ、それをどのように乗り越えたかを教えてください。
- チームやグループで目標を達成した経験について教えてください。そこであなたの役割と、独自のアイデア等によってどのようにチームやグループに貢献したか具体的に書いてください。
■先輩が面接で聞かれた項目(例)
- 自己PR(自治体により1分間、3分間など)
- 自己PRで話した内容の具体的なエピソード
- 当該自治体の志望理由
- 自分の長所と短所
- 友人からどのように評価されるか
- 保健師の実習で印象に残っていること
- 大学で取り組んでいる研究について
- 保健師を選んだ理由
- 公務員として大切なこと
- 志望している自治体を訪れたことはあるか
- 面接のためにおこなった対策について
- 前職の退職理由
- ストレスに対してどのように対処しているか
- 孤立するリスクの高い人にどうアプローチするか
■先輩の面接対策
一次次試験が終わってから対策を始めたので、あまり余裕がありませんでした。一次試験の前から、保健師を目指した理由や、受験する自治体を選んだ理由、自分の長所などの基本的なところは整理しておくとよいと思います。
対策としては、まずは面接カードを作成し、知り合いの保健師さんに何度もチェックをしてもらいました 。面接カードができたら、その内容から想定される質問をあげ、それに対する解答を用意しました。
特別区は3分間スピーチがあるので、試験日の2週間前から練習をしました。また、大学の友人と交代で面接の練習を行いました。
小論文の対策としても必要ですが、受験する自治体の特徴と、行われている事業について、ホームページなどを活用して把握しておくことも重要だと思います。
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面接カードの項目①に関しては、面接の冒頭で3分間のプレゼンテーションを行うことになっていたので、そのための台本を作ってから、内容を集約し、面接カードに記入しました。プレゼンテーションは、3分間計って、時間内にしっかり話せるように、くり返し練習をしました。
面接カードの項目②③に関しては、面接で掘り下げて聞かれるため、書いた内容について整合性が取れているか、そのときの状況を明確に思い出せるかなど、自分の頭の中で整理して覚えておくようにしました。
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志望動機や自治体を選んだ理由などの必ず聞かれる質問については、大まかな回答を考えていました。ですが、しっかり文章にして暗記すると、思い出せずに焦ってしまう可能性があると思ったので、話したいことを箇条書きにしてまとめていました。
また、面接官との話の流れを想定して、質問してもらいたいことは、こちらからあまり話しすぎないようにしました。
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