先輩の勉強法(Hさんの場合)
■勉強スケジュール
■教養科目
【教材】
人によって使いやすい教材のポイントは異なりますが、私は、正答・誤答の理由がはっきりと書かれているもの、量が多すぎないものを選びました。
【試験全体の戦略】
時間があまりなかったので、暗記系科目を中心に対策をしました。また、知識の定着度を確認するために、予備校の模擬試験を2回受験しました。
【勉強方法】
まず最初に、出題傾向などを参考に頻出分野を抜き出し、判断推理、数的推理、資料解釈の例題をひと通り解いて、苦手な項目を中心に勉強しました。手広くやると間に合わないので、優先順位の高いものをくり返し演習しました。
- 英語は、NHKの語学講座を聞いたり、アプリを利用して勉強していました。また、英字新聞からの出題もあったので、時間があるときにはインターネット上の英語記事を読んだりもしました。
- 暗記系科目は、問題集を解き、参考書で足りない知識を補う形で進めました。
特に日本史・世界史は高校であまりやっていなかったので、歴史の流れを理解するために高校の参考書を使用しました。 - 化学や生物は問題集を繰り返し解き、忘れている知識を見つけてアウトプットする練習をしました。
- 時事問題は、参考書と問題集が一体になっているものだったので、それを繰り返し解きました。また、時事問題を解きながら社会科学系の知識が必要になることもあったので、あわせて勉強するようにしていました。
勉強方法ではないのですが、楽しくないと続かないと思ったので、教養科目は雑学書を読んでみたりもしました。
■専門科目
出題傾向にあわせて、苦手分野を中心に勉強しました。法律や制度は、新しい情報についても出題されていたので、最新の『RB保健師』や『厚生労働白書(厚生労働省)』、『国民衛生の動向(厚生労働統計協会)』に目を通し、最近の話題について知るようにしました。
私の場合、すでに保健師国家試験に合格してからの勉強だったので、最近の法律改正や公衆衛生で話題になっていることについて覚えるつもりで勉強しました。
■小論文
過去問を解いてみて、足りなかった知識や関連事項を調べてから書き直しをしていました。また、最新の話題を知るために『RB保健師』や『厚生労働白書(厚生労働省)』、保健師向けの専門雑誌にも少し目を通していました。
■面接
志望動機や自治体を選んだ理由などの必ず聞かれる質問については、大まかな回答を考えていました。ですが、しっかり文章にして暗記すると思い出せずに焦ってしまう可能性があると思ったので、話したいことを箇条書きにしてまとめていました。
また、面接官との話の流れを想定して、質問してもらいたいことはこちらからあまり話しすぎないようにしていました。