「心音の聴診」の動画
目的
・弁の異常がないかを把握する
・左心室の拡大や肥大がないかを把握する
手順
- 患者さんに心音の聴診を行う目的を説明し同意を得る。
- 患者さんに胸部を露出してもらう。
- 聴診器を手で温めておく
- 聴診器の膜型を身体に強く当てて、大動脈弁、肺動脈弁、三尖弁、僧帽弁の各領域を聴診する ※聴診する順番に決まりはない
- 聴診器をベル型に切りかえ、身体に軽く当てて*、心尖部(僧帽弁領域内)を再び聴診する
(1)説明して体位を整える
(2)聴診する
観察ポイント
<心音>
●リズム ●Ⅰ音、Ⅱ音の区別 ●疾患によるⅠ音、Ⅱ音の分裂の有無 ●Ⅲ音、Ⅳ音の有無
<心雑音>
●有無 ●タイミング ●部位 ●強さ・大きさ
●リズム ●Ⅰ音、Ⅱ音の区別 ●疾患によるⅠ音、Ⅱ音の分裂の有無 ●Ⅲ音、Ⅳ音の有無
<心雑音>
●有無 ●タイミング ●部位 ●強さ・大きさ
*なぜなら・・・強く当てると皮膚が緊張し、膜型の役割を果たしてしまうため、異常心音である低温が聴きとりにくくなるからである。
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看護がみえるvol.3 フィジカルアセスメント
第1版 B5判 384頁
定価(本体3,300円+税)
ISBN 978-4-89632-781-6
発行日 2019-12-17
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