「瞳孔・対光反射の観察」の動画

 

目的

・視神経や動眼神経に異常がないかを把握する
・脳に異常がないかを把握する  など

手順

    (1)患者さんに説明する

  • 患者さんに検査の目的を説明し同意を得る
  •  

    (2)瞳孔を観察する

  • 瞳孔計を眼の下に当てて、左右の瞳孔径を測定する
  • 注意
    夜間など部屋が暗い場合は、眼の横からペンライトの光を当てて観察を行う。このとき、眼に直接光が当たらないよう注意が必要*
    *なぜなら・・・対光反射によって瞳孔が収縮してしまうため、正しく測定できなくなるから

     

    観察ポイント(瞳孔)
    瞳孔径は何mmか(正常:2.5mm~4.0mm) 左右差はないか正円かどうか

     

    (3)直接対光反射を観察する

  • ペンライトを、片方の眼の外側から正面に移動させて瞳孔に光を当てる
  • 観察ポイント(直接対光反射)
    光を当てた方の瞳孔は収縮するか 反射はスムーズか 

     

    (4)間接対光反射を観察する

  • 光を瞳孔に当てた時の、反対側の瞳孔の収縮を観察する
  • 観察ポイント(間接対光反射)
    光を当てていない方の瞳孔は収縮するか 反射はスムーズか 


     
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    看護がみえるvol.3 フィジカルアセスメント


    第1版 B5判 384頁
    定価(本体3,300円+税)
    ISBN 978-4-89632-781-6
    発行日 2019-12-17
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