A.新しい問題が出てくるわけではなく、すでに把握している問題の介入者を明確にしてリストアップする段階です。

患者さんの健康上の問題は、「人間の反応」の解釈・分析で明らかになり、関連性の把握によって整理されます。それに続く段階である“看護問題を含む健康上の問題の把握”では、新しい問題が出てくることはありません。

では何をするかというと、すでに把握している健康上の問題について、主にどの職種が介入する問題なのかを明確にします。その結果、看護師が独自に介入する看護問題が明らかになります。そして、治療や看護を必要とする問題をいま一度整理して、介入者も含めてリストアップするのが“看護問題を含む健康上の問題の把握”です。


図1(『看護がみえるvol.4 看護過程の展開』p.112より)

また、「人間の反応」の解釈・分析をすれば健康上の問題が明らかになるとはいえ、関連図を書いているときなどに新たな問題が浮かび上がることもあります。あるいはいくつかの問題が統合されたり、実は問題ではなかったと気づいたりするかもしれません。そのため、看護診断のステップに進む前に、アセスメントの仕上げとして問題を整理しておく必要があるのです。

関連するQ&A

健康上の問題と看護問題の違いは何ですか?

『看護がみえるvol.4』参照ページ

●アセスメントで健康上の問題が明確になる過程→p.113
●問題介入者はどのように考えればよいか?→p.114
●アセスメントのなかで、“看護問題を含む健康上の問題の把握”はどこに位置しているか?→p.85


 
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看護がみえるvol.4 看護過程の展開

第1版 B5判 380頁
定価(本体3,300円+税)
ISBN 978-4-89632-801-1
発行日 2020-06-30