国試対策で一番大事なこととは?

さて…新学期をむかえていよいよ国試受験の年になったわけだけど…一体なにをすればよいのだろう

やはり一番大事なのは過去問題の演習です。

わっ!突然なんだ!?きみはだれ!?

こんにちは、うかるちゃん。私は国試分析官のさくらです。
看護学生さんの疑問にお答えするため、毎日国試を分析しています。

そんな仕事あるの…。

はい。国試対策もばっちりアドバイスできますよ!

それで、一番大事なのは過去問演習って言っていたけど、本当なの?

はい、ほぼすべての学生さんが過去問題演習を行います。
また、国試に合格した先輩たちのうち約70%の人は過去問題集を2 周以上演習しています。

そうなのか…。でもどうしてそんなに大事なの?

国試で問われる内容は、過去の国試ですでに問われた内容やそれに関連する知識がほとんどだからです。
新しいタイプの問題におびえるよりも、すでに問われた内容を完璧にしておく、これが国試合格への近道なのです。

そうなのか…。でもどれくらい過去のものまで勉強すればいいの?

過去10 回分の国試内容までおさえておきましょう。
そうすれば、国試で問われるテーマ(褥瘡とか、糖尿病とか)の約90%をカバーすることができるはずです。
下の図は、過去10回分の国試でどれだけのテーマをカバーできたかを示したグラフです。

え!こんなにカバーできているの!?

そうなんです。つまり、過去10 回分の国試内容と、それに関連する内容を学習することが最優先と言えるのです。

なるほど、10 回分ね!さっさと解いて遊ぶぞ!オー!

待ってください!!

うわ、びっくりした!

過去問題の正しい解き方とは…!?

たしかに、過去問題を勉強するのは最も大事で有効な国試対策です。
しかしやみくもに解けばいいというものではありません

えぇ…。

実際に体験してみましょう。
まずはこちらの問題(第101回午後17番)をいつものように解いてみて?

ええと、こっちの答えは…4か、ふむふむ、理解したわ。

次に、こちらの問題(第108回午前42番)を解いてみましょう。この問題は最新の国試で問われたものです。
実は先ほどの問題をしっかり勉強していれば解ける問題なので、チャレンジしてみて?

…あれ?全然解けないよ、うそつき!

お、落ち着いて…。
最初の問題を解いたとき、うかるちゃんは正解しかチェックしていませんでしたよね?
さっき読まなかったほかの選択肢の解説も読んでみてください。とくに、選択肢3の解説に注目してみて?

あ!答えが書いてある!もし選択肢3の解説を読んでいたら、解けたってことか…。

そうです。間違い選択肢の内容が未来の国試で問われることはとても多いので、そこも含めて勉強することがとても重要なんです。

正解したからオッケー!ではなくて、必ず間違い選択肢の解説まで読まなきゃいけないんだね。

そういうことです!でも、過去問題を勉強するときに大事なポイントはほかにもあります。

え、まだあるの?

解説だけじゃない!必ずおさえておきたい関連知識

こちらも実際に解いてみた方がわかりやすいです。
まずは,こちらの問題(第105 回午前61 番)から解いてみましょう。

答えは4ね。
ふむふむ…今度はちゃんと間違い選択肢の解説まで読んだわよ。

では、次にこちらの問題(第108 回午前69番)を解いてみましょう。この問題は、さっきと同じように最新の国試で問われたものです。

あれ!?さっき間違い選択肢まで全部読んだけど答えがわからないよ!

ふふ、これを見てください。とある過去問題集に載っている第105 回午前61 番の補足事項です。

ん?補足事項?

おお!バッチリ書いてあるぞ!答えは1 だ!

そうなんです。過去問題に関連する内容で重要なものはこのように基本事項や補足事項にまとめられています
ここまでしっかり読んでおくことで、より多くの国試問題に対応できるようになります。

問われた内容を深めるだけじゃなく、その関連知識までおさえておかなきゃいけないんだね。

そうですね、これらのことを心がけて過去問題を演習していくことが、合格への一番の近道といえます。

ところでさっきから見てる解説とか補足事項とかは何の本の内容なのさ

クエスチョン・バンク』という過去問題集の内容です。
この本は丁寧な選択肢解説や基本事項、補足事項などの情報が充実しているんですよ。

ということは、いろんな問題に対応できるってことだね。

はい!みんなが持ってる『レビューブック』とも連携しているからとっても便利なんですよ。

へー!『レビューブック』といっしょに使いやすいのは特に助かるかも。
それにしても、やっと国試勉強の進め方がイメージできたよ!

必修対策は専用の問題集で

ちなみに必修問題と、一般・状況設定問題では、問題の難易度や合格ラインが違うので、必修対策には専用の問題集を用意することをおすすめします。

どうすればいいの?

先程ご紹介した『QB』の姉妹本である『QB 必修』がおすすめですね。
こちらも『レビューブック』と連携していますし、過去問だけでなく予想問題も掲載しています。
また、『QB』と同じように使えるところもおすすめです。

わかった!『レビューブック』、『QB』、『QB 必修』の3 冊を使って過去問演習をがんばります!

その3 冊をしっかり勉強すればきっと合格できますから、頑張ってくださいね!

さくらちゃんのおさらい!

  • 過去問題演習が国試対策の基本!しっかり勉強すれば十分合格点に達する。
  • 問題を解くだけではなく、選択肢解説や基本事項などを読んで着実に知識を付けていくことが大事!
  • 『レビューブック』、『QB』、『QB 必修』の3 冊を活用して、国試合格力を確実に身につけよう!
  • ※本記事は、弊社発行の無料情報誌『INFORMA for Nurse 2019春夏号』から文章・画像を転載・引用改変しています。
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