看護学生の皆さん、春休みはいかがお過ごしでしょうか。
旅行へ行ったり、ジムへ通ったり、エンジョイされているのではないでしょうか。
でも!ちょっと待って!
4月からの実習に向けての準備は進んでいますか。
これから、4月までに準備をしておけばよかった!と後悔した先輩のエピソードを紹介します。
4月からの実習をよりスムーズに行うためにも、春休みにしっかりと準備しておきましょう!
Mさんの体験談「看護ケアの実施は突然に…。」
3年生の4月、成人急性期看護学実習をしたときのことです。私の実習先は脳神経外科の病棟。全身状態が悪い患者さんを受け持つことを実習が始まる前に告知されていたのですが、「初日から看護ケアをやることはないだろう。何の看護ケアをするかは事前に告知を受けてからだろう。」と思い、特に何も予習をせずに実習に挑みました。
いざ実習が始まると状況は一変。私が受け持つ予定だった患者さんの全身状態が比較的落ち着いており、せっかくだからということで担当看護師の方と一緒に全身清拭を行うことになったのです。全身清拭の実施は、なんと1年生時に受けた看護技術の実技試験ぶり。全身清拭は何を用意するのか、どの部位から始めるのか、どんなことに注意して実施するのか…。全く記憶に残っていませんでした。

ただただ焦りました。久しぶりに実施する看護技術でしたし、何より指導者の方と看護師の方からくる「もちろん(全身清拭を)予習してきているよね?」の重圧が余計に私を焦らせます。慌てて教科書を引っ張り出しましたが、気持ちも焦っていますし、全身清拭を予定している時間も迫っていて、まったく文字が頭に入ってきません。
結局、指導者や看護師の方に手取り足取り教えてもらいながら全身清拭を実施することができましたが、何とも苦い経験でした。

Mさんの体験談、いかがでしたでしょうか。予習していなかった看護技術を突然やらなければいけなくなった…。想像しただけでも冷や汗が出てきますね。
『看護がみえる』では、イラストと写真を多く掲載しているので、久しぶりの看護技術でも実施している姿を想像しながら技術を確認することができます。
4月から本格的な実習が始まる前に、『看護がみえる』を読んで看護技術の予習を行い、Mさんのようにならないようにしましょう!
1.手順ごとに写真があるから手順の流れを視覚的に把握できる!
『看護がみえる』では、他に類をみない数のイラストと写真を掲載しています。
手順一つひとつに写真が掲載されているため、手順の流れを文章だけではなく写真でも確認することができるため、手順の流れがより頭に入りやすくなっています。

2.手順ごとの「ポイント」や「注意」もしっかり予習できる!
『看護がみえる』では、手順ごとに覚えておくべき「ポイント」や「注意」、「豆知識」が充実。
どこに注意してその手技を行うのか、何がポイントとなるのかを学ぶことによって、より看護ケアに対しての知識が深まります。

3.「なぜなら」を理解して教員からの「なぜ?」にも焦らない!
『看護がみえる』では、その手順を行う根拠も「なぜなら」のアイコンでバッチリ解決。
ただ手順をサラッと予習するだけではなく、なぜその手順を行うのか、その手順を行うときに何を注意しなければいけないのか、など一歩進んだ予習をすることができます。

4.受け持ち患者さんに合ったやり方も、もう迷わない!
『看護がみえる』では、様々な患者さんを想定したやり方も多く掲載。
手順に書かれていない状態の患者さんを受け持つことになっても、このやり方を見れば柔軟に対応することができます。

いかがでしたでしょうか。『看護がみえる』で予習をしていれば、Mさんのように苦い思いをすることなく、全身清拭を実施することができたかもしれませんね。
また、ただ実施できるだけではなく、指導者さんからの「なぜ」「どうして」という問いにも対応でき、「この子、ちゃんと予習してきているわね。」と指導者さんからも一目置かれる存在となったのではないでしょうか。
『看護がみえる』の特徴は、『看護がみえる』の書籍紹介ページでもっと詳しく紹介しております。是非ご確認くださいね。
『看護がみえるvol.1基礎看護技術』『看護がみえるvol.2臨床看護技術』を使って、大変な実習も楽しく乗り切っていきましょう!