今回の特集「家族看護」

*国試によくでるレビューブックコードTOP10*シリーズ

看護師国家試験で特によく出題されるレビューブックコードに焦点をあてて、覚えるべき事項をまとめた連載です♪
同率第5位から順に、よく出題される事項について紹介していきます。

今回ご紹介するのは、同率第5位の家族看護です。『レビューブック2019』では在宅看護論の6ページに記載しています!

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〔総論〕
□① 在宅看護の対象者は療養者と家族であり,看護師は個々の家族家族間の関係性家族単位の社会性に働きかける援助を行う.

□② 家族は相互に関係し,影響を及ぼし合い,家族固有の生活習慣を生み出す.療養者を支えるためには,協力的な家族関係が望ましいが,その形態は多様である.

〔介護者の状況〕
□③ 近年は,高齢者が高齢者を介護する老老介護が増加している.70歳以上の介護者は,男では41.6%,女では36.8%となっており,男女ともに1/3以上を占めている(厚生労働省:平成28年国民生活基礎調査).

□④ 同居している主な介護者のストレスや悩みの原因で最も割合が高いのは,家族の病気や介護である(厚生労働省:平成28年国民生活基礎調査).

〔介護者に対する援助〕
□⑤ 在宅看護では療養者のケアのみでなく,介護者である家族の訴えに耳を傾け,健康状態・疲労状況などを把握し,援助することが重要である.家族からの相談は,訪問時通院時のほか,電話によって受けることもある.

□⑥ 家族間の意見や考えを傾聴し,家族間の調整力を高めるよう支援し,介護者となる家族が納得して介護できるようにする.

□⑦ 家族間での介護労働の分担を図り,社会資源を活用するなどの工夫をして介護負担を軽減する.

□⑧ レスパイトケアとは,ショートステイ(参照 社-44)などを利用し,介護家族が一時的にケアを休息することによって心身の疲労を回復し,リフレッシュするための支援をいう.
 

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●101回を除き,毎年出題されている.必修問題(15問中1問),一般問題(15問中7問),状況設定問題(15問中7問)のいずれの形式でもよく出題されている.特に療養者の介護に不満や不安を感じている家族への対応(15問中8問)や国民生活基礎調査に基づく介護者に関するデータについて問われることが多い(15問中3問).

他の国試分析については、『クエスチョン・バンク2019』を確認しましょう!

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第1問(第103回午前60)

平成28年(2016年)国民生活基礎調査で,同居している主な介護者のストレスや悩みの原因で最も割合の高いのはどれか.

1.自分の仕事
2.家族の病気や介護
3.家族との人間関係
4.自由にできる時間がない

 

詳しい解説や基本事項などの知識は『クエスチョン・バンク2019』(QB-在7)でチェックしましょう!!

第2問(第99回午前34)

平成28年(2016)年の国民生活基礎調査の概況による主な介護者の状況で正しいのはどれか.

1.子が最も多い.
2.同居よりも別居が多い.
3.男女別にみると男性が全体の40%である.
4.70歳以上(同居している者)が男女ともに3分の1以上を占める.

 

詳しい解説や基本事項などの知識は『クエスチョン・バンク2019』(QB-在6)でチェックしましょう!!

次回予告!!

次回は同じく同率第5位の「統合失調症」をご紹介します。

乞うご期待ください!