看護専門学校を舞台としたドラマ『いつまでも白い羽根』(東海テレビ・フジテレビ系にて毎週土曜日よる11時40分)で主演を務める新川優愛さん。ドラマで看護学生を演じたことで知った看護師という仕事について、そして看護学生さんたちへの応援メッセージなど…新川さんの熱い思いを伺うことができました。

———初めての看護学生役はいかがでしたでしょうか?

新川優愛さん(以下、新川さん):去年は教師役をやらせてもらったりなど今までいろいろな役を演じてきましたが、学生役は久しぶりでした。学生役といっても、今回は“看護”学生。この役をやると聞いたときは、びっくりしました。それと同時に、これまで医者や看護師が主人公のドラマはありましたが、看護学生にスポットをあてるというのはとても面白いと感じましたね。
実際に看護学生の実習服を着てみると、最初はそわそわしてしまいましたが、何度か着ていくうちに自分の身体にもなじんできました。朝スタジオに入ってこの服に着替えると、「よし、がんばるぞ!」という気持ちになれて、気合いが入りましたね。

 

———ドラマでは実習シーンなどもよく出てきますが、実際に看護学生が学ぶ技術を経験してみて、どうでしたか?

新川さん:クランクインの前に練習させてもらったのですが、ちょっとやってみただけでも腰が痛くなりました…(笑)。看護師さんってこんなに重労働なのか!と、感心してしまいました。患者さんの頭を上げたり、足を上げたり…。現場で看護師をされている方々は本当に凄いなと…。
ベッドメーキングはよく覚えています。中心点を基準にシーツを広げたり、コーナーを三角に作ったり…、最初はまったくわからなくて苦労しました。共演した酒井美紀さんとも練習しながら、こんなこともするんだな〜と、初めて知ることが多かったです。
実際の看護学生さんたちは、私が今回ドラマで練習した技術以外にも、たくさんの実技演習や勉強をしていますよね。私だったらそれを習得するだけでも自信を持っちゃうな、と思いました。

 

———ドラマを通じて看護師さんのイメージに変化はありましたか?

新川さん:私は入院経験がなく、看護師さんと関わった機会はほとんどないので、看護師さんに対しては、いつも笑顔で明るいというイメージでした。でも今回ドラマという形で「看護」に触れて、それだけではない看護師さんたちの裏の苦労を知ることができました。自分としてもそれを知ることができ、嬉しいですし、この作品を見てくださった方々にもそれが伝わればいいなと思っています。

 

———その看護師さんたちの裏の苦労とは…?

新川さん:学生時代の実習や看護技術の練習、国家試験のための勉強もそうですが、撮影のなかで感じたのは、看護師さんも一人の人間であるということ。ドラマのシーンのなかで、私が演じる主人公の木崎瑠美が落ち込んでいるときに、現場の看護師さんが、「看護師がそんな顔しててどうすんの?そんな顔してたら患者さんが心配になるでしょ?」というシーンがあります。
そのお芝居をしていたときは思わなかったのですが、収録が終わり、帰宅中に、「そうだよな…看護師さんも一人の人間なんだよな…」と、ふと思ったんです。
看護師さんだって、傷つくこともあるしプライベートもある…。病院にいるときだけを切り取れば、今まで自分が看護師さんにイメージしてきたような笑顔で話しを聞いてくれて、お医者さんよりも身近で、1人ひとりの体調の変化などいろいろなものにアンテナをはって気遣ってくれる姿がある。でもそこに至るまでのさまざまな過程がありますよね。家庭のこと、病院に来るまでのこと、プライベートなこと…病院での姿だけじゃないんだということを感じました。
それを思うと、なおさら看護師さんって凄いなと思うのと同時にどうか息抜きをして欲しいと思います。私が今後もし入院したときは、看護師さんにご迷惑をおかけしないようしないと…(笑)。ほんとにそう思うぐらい、看護師さんって大変で色々な苦労をされている。頭が上がらない、という気持ちでいっぱいです。

———主人公の木崎瑠美は、大学受験に失敗して看護学校に通い始めましたが、実際の看護学生さんのなかにも、瑠美のように葛藤を抱えながら看護学校に通う学生さんがいます。新川さんご自身は、葛藤に直面したときどのように向き合いますか?

新川さん:わたしが困難に直面して辛い気持ちになったときは、今やめたほうが後悔する、と思い自分を奮い立たせています。やれることをやるだけやって、やり尽くして…もういい!と思うまで走ってみて、それでもやっぱり違うなと思うならば、それは「諦める」ではなくて「新しい選択」をしたのだと思います。
だから、瑠美のような葛藤を抱える看護学生さんがもしいるとするならば、満足するまで駆け抜けて欲しいなって。大変なことが沢山あると思いますが、誰かへの八つ当たりではない自分なりのストレス解消方法やリラックス方法…例えば泣くのでもいい、叫ぶのでもいい、寝るのでもいい、なんでもいいから自分なりに息抜きを見つけながら、自分が満足するまでやってみて欲しいなと思います。

 

———実習で毎晩朝までレポートを書いたり、受け持った患者さんの死に直面したり、看護学生は大変な場面を乗り越えながら看護学校生活を送っています。大変な場面を乗り越えられるよう、アドバイスはありますか?

新川さん:「イメージすること」……かな。自分のなりたい像をイメージするのはとても大事だと思っています。私は高校に入って雑誌『Seventeen』のお仕事をさせてもらうようになりました。仕事が増えると同時に学校に通えない日もあって、単位がぎりぎりになったことがありました。
そんなときに父親に「どっちも嫌だ!」と弱音を吐いてしまったんです。すると父親から「お前が今感じている『将来どうなりたいか?何をしている自分を思い描いているのか?』を忘れなければ、きっとどちらもできると思う」という言葉をもらい、自分の背中を押してくれました。
仕事で疲れたときも、1年後、3年後、5年後…、こういうふうに生きていきたいという自分を想像することで、また頑張ることができる。このようにイメージするというのも、目の前のこと乗り越えるための1つのやり方なのかなと思います。

———ありがとうございます。では最後に、新川さんが今描いている「像」は何ですか?

新川さん:こんなことを言ったにも関わらず、あまり具体的ではないのですが、目標というよりは「またこの方とお仕事できたらいいな」と思って仕事をしています。今回の「いつまでも白い羽根」の主演のお話をいただけたのは、7年前に仕事をご一緒したプロデューサーさんからでした。
そのときは「ミス・セブンティーン」に選ばれた年で、右も左もわからない自分にいろいろ教えてくださり、親身に相談にのってくださった思い出があって…。今度はこうして主演という形で帰ってくることができると、やっぱり嬉しいです。あのときああだったよね、って照れちゃうような話をしながら作品づくりができるのはすごく幸せです。こんなふうに、ドラマで共演した演者さんも含めて、みなさんとまた仕事をできるように、そしてそれがずっと続いていくようになればいいと思っています。
新川優愛という存在が大きくなくてもいいし、派手でなくてもいい。自分自身が芸能界という世界で満足できる人生というのは、そこかなと思っています。

 
新川優愛さん、
ドラマ撮影でお忙しいなかインタビューにお答えいただきありがとうございました!

『いつまでも白い羽根』(東海テレビ・フジテレビ系にて毎週土曜日よる11時40分)
公式ホームページ:http://tokai-tv.com/shiroihane/
 
【ストーリー】
看護専門学校を舞台に描かれる、不器用で真っ直ぐなヒロインの、挫折、夢、恋、友情。
大学入試に失敗し、看護専門学校に通うことになった主人公、木崎瑠美(新川優愛)。
看護師になりたいわけでもなく、むしろ、人づきあいの苦手な自分が看護師になれるわけがない。いつ辞めようか、もう一度国立大を受験しようかと迷いながらとりあえず実習に通う日々。
でも、さまざまな世代の個性的な仲間との出会いや、初恋、そして命に限りのある患者たちとの向き合いの中で、瑠美は新しい自分に気付き、やがて看護師を目指していくことに….。
 
看護学生ならではの葛藤や、実習シーンも必見です!
 

新川優愛さんPROFILE:
 
1993年12月28日生まれ。劇団東俳Tプロジェクト所属。小学校6年生から芸能活動を始める。2011年に「ミス・セブンティーン2011」に選ばれ、雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルとなり、2015年に卒業。同年から『non・no』(集英社)の専属モデルを務める。女優としても、さまざまなドラマや映画、舞台、CMなどで幅広く活躍中。2018年4月から始まるドラマ「いつまでも白い羽根」(東海テレビ)では、自身としては初の主演として看護学生役を演じる。ワニブックスより写真集「Atlas」好評発売中。8月1日(水)より公開の映画『センセイ君主』に出演。

 
 

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