看護師国試の基本情報からボーダーライン、合格へのポイントまで、ラストスパートの前に知っておきたい情報をまとめました。

 

1、第107回看護師国家試験基本情報

①試験概要(期日、試験科目、合格発表)

試験期日 平成30年2月18日(日曜日)
試験地 北海道、青森県、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県
試験科目 人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進、健康支援と社会保障制度、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護論及び看護の統合と実践
合格発表 平成30年3月26日(月曜日)午後2時に厚生労働省及び各地の看護師国家試験運営臨時事務所にその受験地及び受験番号を掲示して発表する。

※受験票は2018年1月中旬以降に学校から配布されます(出願は学校単位で行うため)。受験票とともに配布される「受験者留意事項」に会場、集合時間、持参品、注意事項が記載されています。
厚生労働省HPより作成

②第106回看護師国家試験の時間割(参考)

形式 出題数 試験時間
午前 必修問題 25 2 時間40 分
一般問題 65
状況設定問題 30
午後 必修問題 25 2 時間40 分
一般問題 65
状況設定問題 30

 

2、合格基準とボーダーライン

出題数と配点をおさえましょう。
必修問題は絶対基準、一般問題・状況設定問題は相対基準です。
 
必修問題

出題数 点数 合格基準
必修問題
50問
50点
(1問1点)
80%以上

必修問題は絶対基準で、ボーダーラインは80%以上(40点以上/50点)です。
39点以下は不合格となります。この基準は例年変更されることはありません。
※どの問題が必修問題であるかは公表されていませんが、メディックメディアでは午前・午後各問題の1~25問目までを必修問題と想定しています。

 
一般問題・状況設定問題

出題数 配点 合格基準
一般問題
130問
130点
(1問1点)
65%前後
毎年変動する
状況設定問題
60問
120点
(1問2点)

一般問題・状況設定問題は相対基準でボーダーラインは毎年変動します。
 
ここで過去10年分のボーダーラインと合格率の推移を見てみましょう。

過去10年のボーダーライン

一般問題・状況設定問題のボーダーラインは例年65%前後で推移していることがわかります。
ボーダーラインは最高66.8%(103回)、最低57.3%(106回)と大きな開きがあり、何点以上取れば合格と言い切ることができません。
 

過去10年の受験者数・合格者数・合格率

一方、全体の合格率をみてみると毎年、90%前後で推移しています。
このことから、受験生のうち約90%が合格するようにボーダーラインは設定されているのだと考えられます。
つまり、一般問題・状況設定問題は、「何点取れたか」よりも「全体の中で自分がどの位置にいるのか」が重要となります。
 

3、国家試験勉強のポイント

ポイントを押さえた勉強を

看護国試の問題は、すべての分野からバランスよく出題されるわけではありません
よく問われる分野と問われにくい分野が決まっています。問われにくい分野の勉強に時間をかけすぎると、効率が悪くなってしまいます。
例えば、出題点数TOP3の章(レビューブックやクエスチョン・バンクの章)は以下のようになっています。

第1位 基礎看護学(32.2点/300点)
第2位 健康支援と社会保障制度(27.8点/300点)
第3位 母性看護学(24.6点/300点)

より詳しい情報は、【第107回看護師国試】国試対策 はじめの”4歩”にまとめているので、チェックしておきましょう。

必修問題は確実に!

一般・状況設定問題の得点がいくら良くても、必修問題で40点以上を取れなければ絶対に合格できません。では、必修問題対策を盤石にするにはどうすればよいでしょうか。

もっとも有効なのは過去問演習をしっかり行うことです。必修問題は、一般・状況設定問題より過去問と類似した出題が多い傾向があります。過去の国試のデータでは必修問題の44%(50問中22問)がプール制による出題です(第93回~106回の問題で集計)。模試などでしか必修問題を解いていなかったり、まだしっかり取り組めていない人は、必ず必修過去問題集で演習をやっておきましょう!

また、レビューブックの文頭にある「必」マークは、必修問題で出題された内容であることを示しています。この「必」マークがある場所を国試前に重点的に復習すれば、より盤石になるでしょう。

平成30年版 看護師国家試験出題基準について

「保健師助産師看護師国家試験出題基準 平成30年版」が2017年3月30日に厚生労働省から発表されました。新出題基準に追加・削除された項目をみることで、出題傾向を分析できます。新出題基準を確認し、より効率的に勉強しましょう。
新出題基準について詳しくは、以下のページを確認してみましょう。
平成30年版 看護師国家試験出題基準を徹底分析

また、以下のページに新出題基準や国試の動向を分析してピックアップしたキーワードをまとめてあります。
【第107回看護師国家試験】押さえたもん勝ち!最新キーワードをレビューブックに追加しよう!
これらを確認して、レビューブックにメモしておきましょう!

 

4、ネコナースの合格予報


看護師国家試験は落とすための試験ではありません。つまり、みんなが解ける問題をミスなく正解することが大切です。
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