今回の特集「介護保険制度の概要」

*国試によくでるレビューブックコードTOP10*シリーズ

今回ご紹介するのは、TOP7の介護保険制度の概要です。

覚えることが多い分、ついつい学習を後回しにしてしまう方も多いと思いますが、高齢化に伴って要介護者等は年々増加しています。
必修問題や一般問題のみならず、配点の高い状況設定問題でも出題される重要なテーマなので、この機会にしっかり整理して覚えておきましょう。

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□① 介護保険は,市町村および特別区を保険者とする,高齢者の介護を社会全体で支える仕組みである.

□② 介護保険サービスには,要介護者を対象とした介護給付と,要支援者を対象とした予防給付がある.利用者はそれぞれの要介護度に応じて,必要なサービスを受けることができる.

□③ 介護保険サービスの利用者負担は原則1割である.ただし,平成26年の法改正により,一定以上の所得がある者は2割に引き上げられた.

〔介護保険の被保険者〕
□④ 介護保険の被保険者は,40~64歳の医療保険加入者(第2号被保険者)と,65歳以上の者(第1号被保険者)である(『介護保険法』9条).

□⑤ 第2号被保険者が要介護・要支援の認定を受けられるのは,次の16の特 定疾病により介護が必要な状態になったときである.

〔要介護認定〕
□⑥ 要介護認定は,市町村に設置される介護認定審査会における審査判定結 果に基づき市町村が行う(同法14, 19条).要介護度は,訪問調査,一次判定,二次判定を経て決定される.

□⑦ 介護保険制度の開始後,認定者の人数の増加が最も著しいのは,要支援である.

〔居宅介護支援(ケアマネジメント) 〕
□⑧ ケアマネジメントでは,サービスの提供と同時に利用者の満足度や目標の達成状況などをモニタリングし,必要時にプランの再アセスメントを行う.

〔介護サービス計画(ケアプラン) 〕
□⑨ ケアプランとは,要介護者・要支援者が介護サービスを適切に利用できるよう,心身の状況,生活環境を勘案し,サービスの種類内容提供スケジュール実施者などを定めた計画である.

□⑩ ケアプランは利用者が自ら作成してもよいが,要介護者の依頼を受けて介護支援専門員ケアマネジャーが作成(要支援者の場合は,保健師などが作成)する場合が多い.

□⑪ 要介護者・要支援者やその家族の相談に応じ,そのニーズを適切に把握したうえでケアプランを作成し,定期的に見直す必要がある.

〔介護支援専門員(ケアマネジャー) 〕
□⑫ 要介護者・要支援者からの相談を受け,心身の状態に応じた適切なサービスが利用できるよう,市町村,サービス事業者,介護保険施設などとの連携・調整を行う.
 
レビューブックの付録『コレダケ』で得点力をアップしましょう!

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●必修問題として多く出題されている(14問中9問).保険制度全般について幅広く出題されている.要介護認定の実施主体(14問中3問)や介護支援専門員の業務内容(14問中3問),被保険者の分類と知識(14問中3問)サービスの利用者負担(14問中2問)について複数回問われている.

他の国試分析については、『クエスチョン・バンク2018』を確認しましょう!

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第1問(第105午前4)

介護保険の給付はどれか.

1.年金給付
2.予防給付
3.求職者給付
4.教育訓練給付

 
詳しい解説や基本事項などの知識は『クエスチョン・バンク2018』でチェックしましょう!!

第2問(第104回午前82)

介護保険制度におけるケアマネジメントで適切なのはどれか.

1.スクリーニングで介護保険の対象の可否を判断する.
2.アセスメントで利用者の疾患を診断する.
3.利用者は居宅介護サービス計画書を作成できない.
4.ケアサービスの提供と同時にモニタリングを行う.
5.ケアマネジメントの終了は介護支援専門員が決定する.

 
詳しい解説や基本事項などの知識は『クエスチョン・バンク2018』でチェックしましょう!

次回予告!!

次回はTOP6の「家族看護」をご紹介します。

乞うご期待ください!




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