第2回のテーマは循環器

実習に役立つ『なぜ?どうして?』のストーリーを紹介する連載、第1回のテーマは“がん看護”でしたが、第2回は“循環器”がテーマです。
編集部が看護学生さんを対象に実施したアンケートによると、「成人看護学」の実習で出会った疾患のランキングで4位に心不全がランクインしています。

▼ 成人看護学実習で担当しやすい疾病ランキング

さまざまな原因によって起こる心不全は実習で受け持つことも多く、また国家試験でも頻出のテーマとなっています。

この心不全を理解するためにオススメなのがなぜ?どうして?③消化器/肝胆膵/循環器(3巻)です。

まずは実際に心不全のお話を少しみてみましょう。

●心不全 『なぜ?③』p406~410

このように心不全患者のFさんが実際に登場する中で、

主人公が疾病の理解や患者への対応を学んでいくストーリーになっているんです。

また文章だけでは理解しづらい心不全の病態は、こんなイラストでイメージしやすくなるように工夫されています。

●心不全のイメージ

いかがでしょうか。

ちなみに循環器のストーリーの中ではほかにも「心臓の解剖生理」や「心電図の読み方」といった実習のときに知っておくべき基礎的な内容はもちろん、

国試頻出の「不整脈」、「虚血性心疾患」なども上記のようにイラスト豊富に解説しています。

また、これらが掲載されている『なぜ?どうして?③消化器/肝胆膵/循環器』には、

先ほどのランキングで1位の「大腸癌」、3位の「胃癌」のストーリーも収録されています。

実習中の学生さんに方は特に役に立つオススメの1冊になっています。ぜひ一度お手に取ってみてくださいね!