こんにちは。編集部で看護師国家試験の過去問題集『クエスチョン・バンク(通称:QB)』を担当しているR.Oです。
国試受験生のみなさん、過去問題集はもう購入しましたか?
実習に授業に忙しい毎日かとは思いますが、国試当日に困らないためにもなるべく早めに学習をスタートさせるのがオススメですよ☆

さて、今回から連載記事【クエスチョン・バンクの魅力】と題して『QB』の特徴や使い方についてお伝えさせていただきます。

忙しい看護学生のみなさんが、国試合格のために必要な知識を効率的に養ってもらうための工夫が『QB』にはたくさんあるんです。
知っておくとオトクな『QB』の工夫を、今回の連載「クエスチョン・バンクの魅力」で伝えていきますので、ぜひ読んでみてくださいね!
では第1回はこちら!

魅力その1 「ひとつの問題解説を読むだけで多くの過去問が解ける!」

毎年多くの先輩から『QB』の解説は「詳しい!」「わかりやすい!」と好評をいただいています。実際に、つい最近編集部に届いた『QB』の読者ハガキをみてみましょう。

こうした評価をいただくのには、ちゃんと理由があるんです。

看護師国家試験はプール問題制(過去の問題が再度出題される形式)が導入されています。
すべての問題がプール問題というわけではありませんが、毎年過去に出たものと同じテーマの問題が数多く出題されています。

『QB』の問題解説では、こうした過去に問われた問題を徹底的に分析して、過去の同じテーマの問題がしっかり解けるように、選択肢の解説や「基本事項」などを充実させています。

この方法によって、1つの問題解説をしっかり理解すれば多くの過去問が解けるようになるのです。

それでは実際にみていきましょう。

『QB2018』の看護の統合と実践の16ページ(統-16)に掲載されている103追P77を例にします。

これは災害時のトリアージに関する問題です。
『QB2018』にはトリアージに関する過去問を3問(状況設定問題を含む)しか掲載していません。
しかし、第99回から第106回の看護師国家試験では10問も出題されています。

一見すると「3問で大丈夫なの?」と思ってしまうかもしれませんが、安心してください。大丈夫なんです。

それでは、103追P77の解説をみていきましょう。

選択肢1は不正解選択肢ですが、この知識があれば第100回午前21という問題も正答することができます。

第100回午前21問

トリアージタッグを装着する部位で適切なのはどれか.
1.靴
2.衣服
3.右手首
4.負傷した部位
正解:3

また,正解選択肢4の解説が理解できていれば,第102回午前21問を正答できることがわかります。

第102回午前21問

災害時のトリアージで最優先治療群のトリアージタッグはどれか.
1.赤
2.黄
3.黒
4.緑
正解:1

続いて103追P77の基本事項をみてみましょう。
基本事項とは、国試問題の周辺知識について記載されている項目です。
補足事項とともに、同じテーマの問題に対応できるように作られています。

まずトリアージの用語説明からみてみましょう。
この言葉の定義がわかっていれば、以下の2問を解けるようになります。

第103回追試験午前21問

トリアージの目的で正しいのはどれか.
1.医療事故の予防
2.患者の意思の尊重
3.治療優先度の決定
4.保健医療福祉の連携
正解:3

第99回午後25問

災害現場でのトリアージはどれか.
1.医療物資の調達
2.避難方法の決定
3.行方不明者の安否確認
4.負傷者の治療順位の決定
正解:4

さらに103追P77 には基本事項に表が載っています。

この項目でマーカーの引いてある箇所がわかっていれば、以下の3問が解けるようになります。

第103回午後76問

大規模災害時のトリアージで緊急度が最も高いと判断されるのはどれか。
1.下腿に創傷があるが補助があれば歩行できる。
2.自発呼吸はあるが橈骨動脈は触知できない。
3.気道確保しても自発呼吸がない。
4.開眼・閉眼の指示に応じる。
正解:2(脈拍を触知できない→ショックと捉えることが前提)

第100回午後47問(第103回午後76問とまったく同じ問題)

大規模災害時のトリアージで,緊急度が最も高いと判断されるのはどれか。
1.下腿に創傷があるが補助があれば歩行できる。
2.自発呼吸はあるが橈骨動脈は触知できない。
3.気道確保しても自発呼吸がない。
4.開眼・閉眼の指示に応じる。

第105回午前80問

トリアージタグを装着する部位の優先順位で適切なのはどれか。
1.頸部→右手→左手→右足→左足
2.頸部→左手→左足→右手→右足
3.右手→右足→左手→左足→頸部
4.右手→左手→右足→左足→頸部
5.左手→右手→左足→右足→頸部
正解:5

まとめ

どうでしょうか? 103追P77というたった1問の解説・基本事項を理解するだけで、
・第100回午前21問
・第102回午前21問
・第103回追試験午前21問
・第99回午後25問
・第103回午後76問
・第100回午後47問
・第105回午前80問
必修問題4問,一般問題3問を解く力が身につくことができるんです。

これは『QB』が1問で複数の問題を解くことができるよう、解説・基本事項・補足事項などの項目で周辺知識までカバーできるよう制作していることが理由になっています。『QB』は「過去22年分の国家試験の中から掲載問題を厳選した問題集」ですが、過去★年の問題を全て掲載といった形で掲載問題数を増やすことよりも、1問あたりの解説を充実させて多くの過去問をカバーすることに重要を置いて作られています。

多くの読者から「解説がわかりやすい」「内容が充実してる」といった声が届くのはこうした制作方法が評価されているからかもしれません。

充実の解説でたくさんの周辺知識を身につけられる『QB』を、国試対策に活用いただけたらうれしいです!

次回は、魅力その2「『クエスチョン・バンク』にはあの人気シリーズのイラストがたくさん載っている!?」です。お楽しみに!