学生生活の最後に控える看護師国家試験。
“いつから”“なんの本を使って”対策していけばいいか、
不安を抱えている方もいるでしょう。
そこで今回は、3年制の専門学校と4年制の大学の先輩たちへのインタビューをもとに、
学校のタイプ別に入学から国試までのイベントと
それぞれの時期に使用した本・学習法を紹介します。
皆さんの今後のスケジュール立ての参考にしてくださいね。

 

まずはこの専門学校から。1学年約40人、合格率は例年90%台後半。先生による熱心な国試指導があるのが特徴のようです。

▼B専門学校の学習スケジュール

①国試対策のスタートは2年生の春から、『RB』と『Select必修』で

学校での授業や演習は1年生がピークで、2 年生は比較的時間がある時期でした。まずは、先生に勧められた『Select 必修』で基礎的な問題演習をしつつ、『RB』にまとめていきました。

 

②3年生の春に『QB』を購入、実習に合わせてコツコツと

最終学年の春に『QB』を購入しました。ちょうど領域別実習が本格化した頃なので、回る科や担当する患者さんに関係する過去問と『なぜ?』を選んでコツコツ解いていきました。

 

次は4年制の学校をみてみましょう。1学年約30人、合格率は例年90%台前半。実習に力を入れているが、国試対策は学生主導とのことです。

▼I大学の学習スケジュール

①国試対策のスタートは2年生の春に『なぜ?』を読むところから!

2 年生から「基礎看護学」など看護についての授業が本格化してきました。教科書以外にわかりやすい参考書がほしかったので、書店で『なぜ?』を購入しました。あと学校の図書館に古い『Select 必修』があったので、たまに解くこともありました。

 

②実習が本格化する3年生で『RB』を購入

3 年生は実習漬けの日々でしたが、事前学習やレポートを書くときに『RB』を参照していました。国試に出たところが青字になっているので、意識して読んでいたら後で国試対策に役立ちました!

 

③4年生の春に『QB』を購入、でも秋までは忙しくて……

春に『QB』を買ったのですが、最終学年になると、実習はもちろん、就活や卒論なども重なって忙しくなり、なかなか手が付けられませんでした。結局秋になってから一気に『Select 必修』と『QB』の問題を何周も解いて、国試に間に合わせました。ただ、3 年生のときに『RBを読み込んでいたので、意外とスムーズに国試の問題が解けるだけの知識が身についていましたよ。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。国対策のスケジュールは、学校や個人のペースによってもさまざまだと言われますが、試使用する本や勉強する順番については似た傾向があると思いませんか。授業に実習にと忙しい学生生活ですが、最後の国試をすこしでもラクにするためには、なるべく早めの国試対策が重要です。みなさんも是非、この春から少しずつ対策を始めていってくださいね!
 
※本記事は、弊社発行の無料情報誌『INFORMA for Nurse 2017春夏号』から文章・画像を転載・引用しています。